20代の仕事観・生き方

有給申請で「すいません」と言うのはやめよう。有給は当然の権利であって、甘えではない。

有給休暇申請をしている人を見ていて思うことがある。

「すいませんが、お休み頂きます」

こう言って、有給申請する人がたくさんいるが、日本語は正しく使うべきだと思う。

自分が休みを取って、仕事が増える人に言うならまだしも、なんで管理職に対して誤っているのかが、本当にわからない。

有給は「労働者の当然の権利」であり、「甘えでも贅沢でもない」のである。

労働者が休んで、その穴をどう埋めるか考えるのが管理職の仕事であり、非管理職が気に病む問題ではないのだ。

確かに、日々業務をしていて有給申請がしにくい雰囲気があるのは、私も理解しているが有給申請は「すいません」という事ではない。

有給申請の決裁者が多すぎる(しかもかなり偉い人まで見られる)というのが、私も正直苦手だ。

私が休むことは、直属の上司が把握していればいいことなのに、部長や次長までわざわざハンコを貰いに行かなければならない、上司のスタンプラリー行脚が確実に有給消化率を低くしていると思う。

会社のスタンプラリーの構造が有給申請の取得率を低下させていると書いたが、同時に労働者の意気地がないというのも、大きな問題があると感じている。

「忙しい」「今は取る時期じゃない」等々たくさんの言い訳をしているが、雇われの身で権利が行使できないのは、労働者ではなく、奴隷である。

毎年10日~20日追加されるのだから、毎月自分で三連休を作り出すことができるはずだ。それなのに、祝日を待ちわびているのはおかしいのではないだろうか。

自分の権利で毎月三連休を作れば良いのだ。

権利は、勝手に与えられるものではない。行使して初めて権利として認められる。

権利を持ってるだけでは、労働者ではなく、ただの奴隷である。

当然の権利を、行使することが社会参画している大人としての責任であり、義務である。

恋人や家族と過ごす時間を、自身の権利を使って確保しよう。

上司の評価は、有給を取っているかではなく、時間内に仕事をいかに高い質で行っているかで決まるので、安心してリフレッシュして仕事に打ち込もう。

「休むこと」これも立派な仕事の一つである。充実した休日が充実した人間関係を構築し、仕事も円滑にしていく。

「有給で温泉行ってきた」と言って、みんなで感想を言い合ったり、オススメスポットを教えあう職場と、さぼりを断じてみんな自分のプライベートが明かせない職場どちらの生産性が高いかは明白だろう。

職場のため、次世代の為、パートナーの為、自分の為にきちんと有給は消化しよう。

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